この記事はSimutrans Advent Calendar 2022 12/19の記事です。
こんばんは。AhozuraNSボクセル担当のちょーらぴっどです。一昨日と昨日はAhozuraNS技術班のとても有意義な記事でしたが、今回はボクセルで自動車を作るトチ狂った意味のわからん記事です。よろしくお願いします。
長い上にどうでもいいまえがき
本題に入る前になぜボクセルで自動車のアドオンを作ろうかと思った経緯を少々…
AhozuraNS内では「頭文字D」や「湾岸ミッドナイト」といったカーバトル漫画が人気で、私もそれらのファンの1人です。
そういった環境もあり、以前からこういう漫画に出てくるような自動車作りたいなあ、でも絶対描ける気がしないしなあ、3Dモデルなんかもやったことないしなあ…と思っていました。
そんなこんなしてる間にMagica Voxelに触れ、ふと思いつきました。
Magica Voxelで自動車作ればいいんじゃね?どうせシムトラのアドオンなんだし縮小するわけでボクセルのギザギザ感もなくせるはず…
と思いつき、そのままの勢い完成まで持っていったのが拙作初のボクセル自動車アドオン「悪魔のZ」です。
と、まあこんな感じがボクセルで自動車アドオンを作ろうと思った経緯です。
ボクセルで作るアドオンの利点/欠点
なんだかんだめちゃくちゃ使いまくってるボクセルですが、完全無欠かといえばそうではありません。軽く利点と欠点をまとめてみたので参考にどうぞ。
利点
「比較的簡単に作れて作り替えやバリ転が楽」というのはボクセルの最大の利点じゃないかな、と思います。実際同じ建物(コンビニやスーパー)をベースに全く違う店舗にしてもそれっぽくなりますしね。
「いい感じのアスファルトの表現や植込みの表現が簡単にできる」、つまり色のランダム機能のは一昨日のM.Kasumiの記事で紹介してもらった役所で初めて使ったのですがなかなか便利ですね。もっと早く使えばよかったなと…
なんか感想と振り返りみたくなってきたのでここいらで欠点に行きます。
欠点
特に「特別色対応が難がある」というのは夜景を楽しみたいプレイヤーにとってはマイナスポイントになるところなのではないかな、と思います(とはいえ私は夜モード使わないので別にいいかな…と思うのですが)。
また滑らかな坂が作れない、ということは例えば2階に駐車場があるような建物やバリアフリー対応の坂なんかを作るとどうしてもカクカクしてしまうということになるんですよね。でもまあ乱用してるのでそういうのも作っちゃうんですけど()
必要なもの
前座が長々となってしまいましたが、ここから本題に入ります。まずはボクセルで自動車を作るにあたって必要なものを紹介します。
ボクセルアートが作れるソフト
もちろんボクセルで作るということが前提のためボクセルアートを作れるソフトが必要です。私が使っているソフトは Magica voxel です。フリーソフトですし、私が投稿したもの以外でもアドオンが投稿されているためにSimutrans界隈ではお馴染みになりつつあるソフトであろうかと思います。
透明度が扱える画像編集ソフト
サイズ調整や切り貼りする際に必要です。お好みのソフトを使用してください(私はAzpainter2を使用しています)
なんでもいいのでモデルとなる自動車をいろいろな方向から見渡せるもの
さまざまな方向から見渡せられれば本当になんでもいいです。トミカでも十分構いません。
画像検索だけを頼りに作ってもできなくはないですが、複雑な造形をしていることが多いですし、オーナーによってパーツが取り替えられているなんてこともあるので、やはりなんらかのいろいろな方向から見渡せられるものがあった方がいいです。
早速作って行こう
ということで最初に作った「悪魔のZ」を使って作り方を解説していきます。
まずはリアから作っていきます。なぜリアなのかというと、フロントと比べてあまり複雑じゃないですし、サイズの基準とするためです。というかZのリアが特徴的なのでそれを基準にするのが楽だったという事情の方が大きいかもしれない
続けてリアガラスからルーフにかけてを作ります。私は地道に積みながら斜面を作るのですが、車体の高さを決めて完全な箱型にしてから削る方がやりやすいかもしれません。ありえんボディが長いですが、あとでちょうどいいサイズに調整します。
フロントを作ります。ボンネットがこれまためちゃくちゃ長いですがサイズを後で調整します。
ボンネットも傾斜してる場合は、まず一番高いところを基準に箱を作ってそこから削る方法が一番やりやすいかなと思います。Zもボンネット平べったいわけじゃないんだけど流石に細かいかな…と省略しちゃいましたね…
Zとかハチロクトレノぐらい特徴あるヘッドライトだと作りやすいし縮小してもわかりやすいんですけど、あまり特徴のないヘッドライトだといっそのことかなり簡単な表現にしちゃいます。
最後にフェンダーとタイヤを作ってモデル自体は完成です。
画像を8方向出力し、縮小すれば完成です。
基本的にはリアのサイズに合わせてモデル見ながらそれっぽく作るだけなので、正直めちゃくちゃ特殊なことやってるか、といえばそうではないんですよね。これでええんか?
あくまで大事なのはそれっぽいものが作れればいいので、近いものができたら縮小したらそれっぽく見えてくると思います(めちゃくちゃ投げやり)。
いざ説明してみると結構説明するの難しいな、と正直感じてしまったので、ここがわからない!ってところがありましたらコメントなりTwitterなりにリプしてください。頑張って答えます。
おまけ
あまりにも特殊な記事なので個人的に使ってるテクニックを最後に一つ載せます。
柵を縮小した際に映えやすくする
わざと柵の柱を間に余裕を持たせます。空きすぎじゃない?ってぐらいがちょうどいいです。
png出力して縮小するといい具合の柱の間隔になります。
この電停は何種類か作ってセットで配布する予定なので、しばしお待ちを…
おわり
いかがでしたでしょうか。この記事は役にあまり立つものではないと思いますが、ボクセルやってみようかなあ?なんて思っていただければ幸いです。
その他
すごいくだらないんですが、AI(ChatGPT)で撮り鉄っぽいポエムを書かせるのが昨日ぐらいから面白いです。
かがくのちからってすげー!
それと、私のハンドルネームの由来である北越急行の超快速が次のダイヤ改正で廃止が発表されてしまいました。はくたか廃止後もなかなか攻めたことをしているなあ、と思っていましたが最高速度の95km/h化もあり厳しい状況に立たされてるんだな、という現実を感じました。
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