Pak128Japan Train Dat Makerを使おう!!!!!【Simutrans Advent Calendar 2021】

この記事はSimutrans Advent Calendar 2021 12/25の記事です。

まえがき

初めまして、みふなしと申します。なんかアドベントカレンダーのどっかでDatMakerの話をしたいなと参加表明前日の深夜に思いつき、いざ参加表明しようとするとまさかの最終日だけぽっかり空いているという非常に恐ろしい事態になっておりました。ひぃん。

本稿ではSimutransのアドオンを作るうえで本当に面倒極まりない(個人の感想です)datの作成を楽にするツール、Pak128Japan Train Dat Makerについて、使い方の解説をさせていただきます。

今回のお話はpak128Japan以外には一切通用しませんごめんなさい。どうかお許しください。

そもそもPak128Japan Train Dat Makerとは?

Pak128Japan Train Dat Makerとは、このAhozuraNS Simutrans Laboratoryの管理人でもあるM_Kasumi大先生が、pak128Japanの公式ソース集に付属するコストシートをもとに作成した超便利ツールです。

ごくわずかな時間で作られた便利ツールが発祥。確か30分もないくらいで完成したはず

完成当初はめちゃくちゃ面倒な公式コストシートの計算式をもとに、出力・定員・重量・最高速度を入れて編成を組めば自動でコストとギア比を計算してくれるだけ(それだけでも非常に便利であることに変わりはないのですが)のツールだったのですが、欲しい機能を要望し続けた結果、なんとpak化に必要なdatファイルそのものをこのツールだけで生成できるようになりました。やったね。

昨年のKasumi大先生のアドカレ記事でもこのDatMakerは紹介されておりましたが、そもそもの基本的な使い方を書いて残しておきたい、アップデートによって追加された便利な機能を紹介したい、と思い立ったため、この記事を執筆させていただきます。

datの書き方そのものについては以下のページを参考にしてください。
アドオン開発/datファイル記述リファレンス/vehicle(乗り物) – Simutrans日本語化・解説

情報は2021年12月25日時点のものです。Pak128Japan Train Dat Makerの更新等により、記事の内容と実際の動作が異なる場合があります。 今後も本稿の継続的な更新を予定しておりますが、内容の不一致が発生している場合はご一報ください。

使い方

それではさっそく、Pak128Japan Train Dat Makerを立ち上げていきましょう。お手元に作りたい車両の諸元表をご用意ください。

このツールを使用してdatを作成するためには、最低限、

  • 出力
  • 定員
  • 重量
  • 最高速度
  • 起動加速度

の情報が必要です。

アドオンプロパティを一通り設定する

datmakerが立ち上がったら、まず最初に左上のボタンを押して「プロパティ」を設定しておきましょう。

ここではアドオンを正常に動かすための重要な設定を行います。車体・係数・最高速度・起動加速度をサクっと打ち込んでおきましょう。

ここで利用する「係数」に関しては公式の説明が存在せずよくわからないのですが、公式の計算式を解読するに、101系ぐらい古い車両で85、E531系ぐらい新しい車両で65が設定されています。「導入年から係数を算出」ボタンを利用すると、この設定をもとにした以下の表のようなかたちで係数が自動で算出されます。

ここで使用する係数は、アドオンを製作する車両の量産車が最初に製造された年月で設定しておくとよいかと思われます。

pak128Japanでの鉄道車両の車体長は、新幹線車両(25m級)はlength=15、国鉄通勤型車両(20m級)はlength=12とされていますが、車体長が短いものは不自然に見えるため、長めの設定となっているものがあるようです。位置合わせなどに使用した車両アドオンのdatを確認するなどして、長さを確認・調節しておくとよいでしょう。

また、公式コストシートではどうやら最低限の出力のみ保証されているようなので、加速力や牽引力が積載時に低下することがあります。気になるようでしたら「ブーストモード」をオンにしておくとよいでしょう。ギア比の値が上方修正されます。

編成表とにらめっこ・各車両の設定

続いて、各車両の設定をしていきましょう。

このツールでは、編成単位で各コストやギア比の設定が行われるので、できれば最長編成の想定をしておくと良いかもしれません。

車両の出力・定員・重量を上の例のように記入していきましょう。計算の都合上、同じ車両を使い回す場合には、各車両の「コピー」ボタンを押して、疑似編成を組んでおくとよいでしょう。

このツールでは編成全体での計算でコスト・ギア比が設定されるため、特異な車両などを挿入する場合は、手動でdatを書き換えるなどの手順が必要になる場合があります。開発者見てるか~~ 一部の車両の計算除外・性能や車両名が同じ車両の計算などを共通化するボタンが欲しいです実装してくださいお願いします

画像指定

各車両の設定が終わったら、「画像」「ファイルを選択」で、アドオンのpng画像を各車両に対して設定していきます。

環境にもよりますが、大きな画像ファイルを読み込むと動作が重くなることがあります。処理が終わるまで忍耐強く待ちましょう。

連結設定

昨年の記事の時点では「正直言ってここが一番面倒くさいです。」と言われていましたが、datmakerの更新により、かなり直感的にできるようになりました。

各車両の前後に繋ぎたい車両をチェックボックス形式で指定するだけで、簡単な連結設定が一発でできるようになっています。

出力

ここまでできればもう使えるdatとして出力ができるようになっています。


こんな感じに、あとはmakeobjをかけてやればアドオンとして動くような形でdatが完成します。めっちゃ簡単。

dat形式で保存して、作業の都合で発生した重複nameの部分を消してあげればOKです。

あとがき

にへへ……本日は大崎甜花さんと大崎甘奈さんのお誕生日です。

なんとか朝までに書き上げました。疲れた……

2021年総括

武蔵野線205系勇退記念写真展を開いていろんなオタクに来てもらったり、シャニマスはじめてみたり、宇都宮だ富士急だと205系目当てに右往左往したり、ahakuoku氏が運営する「AHNS」なる公開NetSimutransに単身殴り込みに行ったり、好きな電車のアドオンを大量に作って投げてみたり。割と充実していた一年間だったんじゃないかなと思います。NetSimutrans放置癖については……ごめんね。

この記事を書くにあたって、去年のM_Kasumi大先生のようにサンプルアドオンを同時公開しようかと思ってましたが……なんとも参考にしにくいものを作っちゃったので、以前公開した315系を使いました。サンプルになれなかったけど作ったアドオンはそのうちどっかのタイミングで投げときます。

来年はどんな年になるんでしょうかね。2022年もよろしくお願いします。ばいばい。

参考文献

アドオン開発/アドオンの作り方 – Simutrans日本語化・解説

アドオン開発/datファイル記述リファレンス/vehicle(乗り物) – Simutrans日本語化・解説

最高なツール開発者: M_Kasumi様

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